はじめまして
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ご来店ありがとうございます。
Zen-Bio Matcha代表の長谷川葉月です。コロナ前までは10年ほどドイツゾーリンゲンにあるナイフメーカーのディストリビューターをしていました。
抹茶は長年趣味でお茶を習っていたので私にはとても親しみのある飲み物でした。そんな私が自社の抹茶を作って販売を始めようと思ったきっかけについてお話しさせてください。
茶道との出会い
私が茶道と出会ったのは大学時代に母に誘われて妹と共に習い始めたことがきっかけでした。幼い頃から親しんだ隣近所のおばさんが師匠でもう20年以上通い続けています。
はじめは乗り気ではなかったもののいざお稽古を始めてみるとお点前や所作の美しさと一服のお茶がもたらす安らぎに次第に魅了されていきました。
結婚後は仕事や夫の海外赴任に帯同したため一時中断しましたが、30代半ばに再び同じ社中で再開し、表千家の講師資格も取得。
茶道は私にとって単なる趣味を超え、いつしか生活の一部となりました。
習い始めた頃の初釜にて
コロナ渦で感じたこと
2020年、私はこれまでに感じたことのないような心身の不調に見舞われました。40代半ばで出始めた更年期症状とコロナでストップしてしまった輸入の仕事。この先どうなるんだろうという言いようのない不安に苛まれました。
コロナで外出もままならなかった期間、とりあえず免疫力をつけようと毎日抹茶を飲んでいたら不安でざわついていた心が波が引くようにすーっと落ち着いたのです。これまで単なる茶道の飲み物として何気なく飲んでいた抹茶にスポットライトが当たった瞬間でした。
この経験から抹茶自体の魅力を茶道体験のない方にも広く知って欲しい、そして私が茶道を通して学んできたマインドフルネスの効果を伝えたい・・・そんな気持ちから起業に至りました。
取引先の茶農家さんと宇治の有機茶畑にて
当社が大事にしていること
当社では茶筅を使って抹茶を点てて飲むことを推奨しています。茶筅がなくても抹茶を飲むことはできますが茶筅で点てると同じ抹茶でも味が全く違います。また抹茶を点てて頂く一連の行動がマインドフルネスに繋がると考えております。そのため自分で抹茶を点てるワークショップや外国人向けのインバウンド茶道体験なども定期的に行っています。
Zen-Bio Matchaは抹茶を通じて健康と安らぎを提供し、お客さまの「心の茶柱」となるような企業を目指しています。
どうぞ末永くご愛顧くださいますようよろしくお願いいたします。
Zen-Bio Matcha 長谷川葉月(宗葉)